昨年末に放送された『第76回 NHK紅白歌合戦』で、「一部の出場者が長時間歌っていたのでは?」という点がネット上で大きな話題になっています。
2025年の紅白は出場者数が「50組」と例年より増える一方、放送時間は変わらず。その過密スケジュールの中で、9分を超える異例の長尺歌唱があったことが注目を集めました。
この記事では、誰が最も長く歌ったのか、歌唱時間の傾向や背景にある番組構成の意図を事実ベースで検証します。
2025年紅白は出場者が「50組」へ大幅増
まず前提として、2025年の紅白歌合戦は、出場者が50組と前年より8組も多い構成でした。
前半と後半でそれぞれ25組ずつ出演する形式となりましたが、時間配分には大きな差がありました。
- 前半:約95分(1組あたりの持ち時間は短い)
- 後半:約165分(演出に余裕がある)
そのため、特に前半の出場者は歌唱時間が短く、全体として「巻き」の進行が徹底されていたのが今年の特徴です。
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【紅白2025】全曲順&タイムテーブル発表!異色コラボやMrs. GREEN APPLE大トリの見どころを徹底解説! | ソルニテ・ニュースラボ
前半は短時間、後半は長尺が目立つ構成
実際の放送を確認すると、前半では2分前後(1分台後半〜2分少々)の歌唱が中心となり、フル尺に近い3分以上を歌えたのはごく一部の出場者のみでした。
一方、ニュース中断を挟んだ後半は時間的余裕があるため、5分を超えるパフォーマンスも複数見られ、出場順による扱いの違いがはっきりと表れていました。
これは「不公平」というよりも、50組を収めるための番組全体の構成上の戦略といえそうです。
【判明】9分超えで最長だったのは「矢沢永吉」
では、今回最も長いパフォーマンス時間を獲得したのは誰だったのでしょうか。
結論から言うと、特別企画でサプライズ的にNHKホールに登場した矢沢永吉さんでした。
👑 最長歌唱記録
矢沢永吉:約9分29秒
特別企画として出演し、「真実」「止まらないHa〜Ha」「トラベリン・バス」の3曲を歌唱しました。「真実」はソファーに腰掛けてしっとり歌い上げる矢沢さんの姿。曲が終わったかと思いきや、スタジオが暗くなり、音が鳴り響きNHKホールに「E.YAZAWA」の文字が大きく表示されました。
NHKホールのステージに矢沢永吉がサプライズ登場し、会場は騒然。予定にはなかった「止まらないHa〜Ha」「トラベリン・バス」を歌唱しました。NHKホールのステージに矢沢永吉がサプライズ登場し、会場は騒然。審査員コメントや進行を挟みつつも、圧倒的な存在感を放つステージとなりました。
「紅白歌合戦、出させてくれてありがとうございます」
歌唱後に残したこの一言も印象的で、単なる出場歌手の枠を超えた「別格」の扱いだったことがうかがえます。
🔴第76回 #NHK紅白⚪️
◤ 𝐏𝐞𝐫𝐟𝐨𝐫𝐦𝐚𝐧𝐜𝐞 𝐕𝐢𝐝𝐞𝐨 ◢
🌟#矢沢永吉/真実
━━━━━━━━━━2025.12.31
第76回NHK紅白歌合戦フルパフォーマンスはこちらから👇https://t.co/u28IVF8OGc#永ちゃん pic.twitter.com/kHaYpBQ8gU
— NHK紅白歌合戦 (@nhk_kouhaku) December 31, 2025
5分以上歌唱した注目アーティストたち
9分超えには及ばないものの、5分以上たっぷりと歌唱した出場者も複数いました。番組のハイライトを担った以下のアーティストたちです。
- MISIA(紅組トリ)
- back number
- RADWIMPS
- 福山雅治(白組トリ)
特に福山雅治さんは、前半と後半の2回登場して歌唱しており、その合計時間では矢沢さんに匹敵する9分超えを記録していた点も話題になりました。
【筆者の感想】
福山雅治さんは、稲葉浩志さんとのコラボ楽曲を披露したときも圧巻でしたが、後半で一人で歌い上げた「クスノキ」は、また違った深さと温かさがあり、胸にじんわりと響きました。 あの静かなステージの空気の中で、福山さんの声がまっすぐに届いてくる感じがして、思わず聞き入ってしまいました。長崎出身の福山さんだからこそ紡げる言葉や情景が曲に宿っていて、歌というより語りかけに近いような、特別な説得力があったように思います。
紅白という大舞台でありながら、どこか故郷の風景がふっと浮かぶような温かさがあって、改めて福山さんの表現力のすごさを実感しました。
短時間でも成立した2025年紅白の是非
一方で、1分台〜2分台の短い歌唱だった出場者も多くいましたが、SNS上では否定的な意見ばかりではありません。
「TikTokなどで短い曲に慣れているので見やすかった」「テンポが良くて飽きなかった」という若年層の声も見られます。
50組体制という制約の中で、長尺(大御所・トリ)と短尺(トレンド曲)を明確に使い分けたメリハリのある構成は、2025年紅白の大きな特徴だったと言えるでしょう。
まとめ:9分の矢沢、大トリのミセス
2025年の紅白歌合戦では、矢沢永吉さんの9分超え歌唱をはじめ、ここぞという場面での長時間パフォーマンスが番組を盛り上げました。
そして、そんな長尺組の中でも、最後にすべてを持っていく圧巻のステージを見せたのが、大トリを務めたMrs. GREEN APPLEです。
▼感動の大トリ!歌唱曲と詳細はこちら
9分超えの矢沢永吉に続き、番組のフィナーレを飾ったミセスの歴史的ステージ。詳細は以下の記事で解説しています。


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